都々逸

2014年2月19日の「Yahoo!ニュース」で、雪による休校連絡を校長と副校長が自作自演の約1分間のラップで生徒に伝えた動画についての記事が配信されています。

You Tubeで1週間の間に 430万回以上再生されたそうです。

2月12日、米ノースカロライナ州の私立校「ダーラム・アカデミー」で翌日の休校を伝えるための歌詞を校長が思いつき、副校長を呼んで制作したものをYou Tubeに投稿して、それを学校の公式サイトに貼り付けて告知したそうです。クールですね。

文字数は695文字。

日本にも韻を踏んで唄う「ラップ・ミュージック」のようなものがあります。

男女の思慕、慕情、情愛、その心情、恋心、想いなどを7文字7文字7文字5文字を基本とする、口語による定型詩「都々逸(どどいつ)」です。

主に恋愛が題材になりますが、社会を風刺したものもあります。

都々逸の元になったその1つに「名古屋節」があり、名古屋市熱田区伝馬町には「都々逸発祥の地」の石碑が建っています。

都々逸の演じ手として有名な、初代の都々逸坊 扇歌(どどいつぼう せんか)は江戸時代の終わり頃から明治にかけて人気を博しました。

出身の常陸太田市磯部町にある碑には「藪鶯の わたしじゃとて 鳴く音に変わりは あるものか」とあります。

また「諦めましたよどう諦めた 諦め切れぬと諦めた」は有名です。

都々逸は、もともと寄席や座敷などで三味線に合わせて演じる出し物でしたが、簡単な節回しが大衆に受けて、明治になると都々逸作家という職業人も登場しました。

新聞紙上で募集もされたそうです。

都々逸の有名なものをいくつかピックアップしてみます。

たとえば櫻(さくら)という字をパーツごとに分けて上手に意味をつくっているのが、 「櫻という字を分析すれば 二階(二貝)の女が気(木)にかかる」です。

他にも 「信州信濃の 新蕎麦よりも 私ゃあんたの 側(蕎麦)が良い」 「楽は苦の種 苦は楽の種 二人してする 人の種」 「恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす」 一度はどこかで聞いた事があるのではないでしょうか。

メールの文章も少し捻って、都々逸風に…なんていかがでしょうか。

 

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